『ドラゴン』の買取情報・概要をご紹介

マイセンシリーズ「ドラゴン」

ひとくちにマイセンの「ドラゴン」といっても、その描き方によってシリーズが細分化されています。

最もポピュラーなシリーズが、ドラゴンを前面に描いた「ドラゴン辰龍」と「明朝ドラゴン」、ドラゴンの姿と鳳凰、吉祥文がライン状に描かれた「ドラゴン辰(Ornate dragon)」、あるいはドラゴンシリーズとは若干異なりますが、マイセン五人組のうち一人、ハインツ・ヴェルナー氏が手掛けた「ドラゴンメロディー」なども、ドラゴンが描かれています。

マイセンのドラゴンで多くが流通しているのは「ドラゴン辰龍」あるいは通常版の「明朝ドラゴン」シリーズで、マイセンの数あるシリーズの中でも比較的価値は高めです。

買取相場はカップ&ソーサーで5000円前後、プレートも大きさによっては1万円以上期待できます。

また、高額なドラゴンシリーズで有名なのは2005年に限定生産にて登場した「明朝ドラゴン」のコーヒーセット、僅か50セットしか販売されなかったので希少性が極めて高く、10万円以上の買取価格が期待できます。

では、マイセン「ドラゴンシリーズ」の買取相場をいくつか紹介していきます。

ドラゴン:「C&S&Pトリオセット」の買取相場

C&S&Pトリオセット
買取相場6000円~10000円
こちらはマイセンのドラゴンシリーズのカップ&ソーサー・プレートのトリオセットです。古い年代の品のため経年による汚れや劣化があります状態を考慮すると買取相場は大体10000円前後まで期待できます。状態や年代、依頼する買取業者によっても買取価格は大幅に変動します。

ドラゴン:「ティーポット」の買取相場

ティーポット
買取相場5000円~8000円
ドラゴンシリーズのティーポットで、こちらは比較的近年の作品のためアンティーク・ヴィンテージとしての査定はありません。コンディションとしては小傷や設置面の汚れのある中古状態ですので、買取相場にすると5000円を基準に業者次第で8000円前後まで期待できる品です。

ドラゴン:「カップ&ソーサー」の買取相場

カップ&ソーサー
買取相場6000円~10000円
こちらはマイセンのドラゴンシリーズのカップ&ソーサーで、裏印がボタン剣(1850年~1924年)の品で、ソーサーのシェイプが華麗です。昔の品ですので金彩部分のダメージやヒビなどがありますが、買取相場は大体10000円前後まで期待できます。

上記の買取相場例の他、ドラゴンのコーヒーセットやティーセットといった「セット品」であれば10万円以上の買取価格も十分期待できるシリーズになっています。

また、ドラゴンの陶板画であればサイズによっては20万円以上の買取価格、花瓶などの大型作品であれば30万円以上の買取価格も十分期待できます。

また、かつてアフタヌーンティーの習慣が広まり始めたころ、カップとソーサー、そしてプレートの3点セット「トリオ」の作品が流行しました。マイセンのドラゴンにも一部トリオセットも販売されていて、3点しっかり揃った食器であれば買取相場は若干高く、2万円前後の買取価格も期待できます。

また、ハインツ・ヴェルナー作の「ドラゴンメロディー」も人気が高い食器で、カップ&ソーサーで2万円前後の買取相場になっています。

このようにひとくちにマイセンの「ドラゴン」といっても、買取相場は数千円から数十万円と幅広く、流行や需要によって相場が推移するのではなく、まさに食器自体の価値に基づいて買取価格が決定すると言っても良いでしょう。

マイセンの制作年代や作品の詳細は、食器裏面のスタンプ等からでも判断することが出来ますが、食器に熟知した方でないと正確な査定は難しくなっています。

さらに、査定を担当する方や買取業者の審美眼によっても、買取価格は大幅に変わってきます。

マイセンは特に高価なブランド食器ですので、買取の際には複数の業者を利用するか食器買取を専門的におこなっている業者を選ぶことをおすすめします。

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マイセン『ドラゴン』はどんな食器?

マイセンシリーズ「ドラゴン」

ヨーロッパに多くの東洋文化を伝えたのは、1602年にオランダに設立された「東インド会社」でした。東インド会社によってヨーロッパにもたらされた磁器は数え切れないほどで、その美しさに当時のヨーロッパの人々は東洋の磁器に心を奪われました。

それらの美しい磁器に描かれていた絵柄を“インド文様”と呼び、マイセンでは300年以上もの長きに渡り、その絵柄を守り続けています。マイセンのシリーズ「ドラゴン」は、そんな歴史あるパターンのひとつ。

東洋から伝わった不思議な魅力、パワーを持つドラゴンは、中国では富や力の象徴として描かれてきました。

マイセンでもこの「ドラゴン」のパターンは愛され続け、今でも受け継がれるものです。ドラゴンシリーズは時代に伴って変化をしつつも、人々を魅了する力強さ、高貴さはそのままに今でもたくさんの制作がなされています。

マイセン独特の柔らかな曲線を描くシェイプのティーカップに描かれるドラゴンも大変印象的です。

その緩やかなシェイプとシャープなドラゴンは、あまりに対照的なイメージですが、マイセンの作品として融合するとそのシェイプの緩やかさはドラゴンの雄大な体のくねりを表現するのにぴったりであることが分かります。

マイセンの感性とドラゴンが出会ったことで、ドラゴンの持つ神秘性や力強さの中にある高貴なパワーが見事に表現されています。

カラフルで優雅な、マイセンのドラゴンたち

マイセンのドラゴン

ドラゴンシリーズで目を引くのはそのカラーバリエーションです。

同じドラゴンのデザインでもブルー、ピンク、オレンジ、グリーン、ブラウンでは印象が異なり、またマグカップ、ティーカップ、花瓶などそれぞれの描かれるシェイプでもドラゴンたちの表情が違います。

縦に伸びる花瓶に描かれるドラゴンは、天に昇っていくようですし、ティーカップに描かれたドラゴンは大きな空をぐるりと旋回しているようです。

どの作品に描かれたドラゴンも白磁器とのコントラストも絶妙で、長い間多くの人を魅了し続けています。

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