【和食器】京焼の買取価格と概要

「京焼」とはその名の通り、京都で作られる焼き物の総称となる呼び名で、細かく見ていくと粟田口焼や八坂焼、御室焼など様々な種類に分かれています。
「清水焼」も京焼と同義で語られることが多いのですが、元々は清水寺の周辺で作られていた焼物が"清水焼"と呼ばれて区別されていました。
ですが現在はほとんど違いはなく、伝統工芸品の名称も「京焼・清水焼」と定められています。
また、"京焼"には数々の食器が含まれますが、手捏ねによって作られる楽焼は含まないことが多いです。
京焼の歴史は古く、1590年代には既に京都で食器の生産が始まっていたとされています。
桃山時代の末になると茶道文化が大きく発展し、伴って京都でも数々の茶器が作られ、立派な作品は大名の献上品や贈り物としても重宝されました。
その後江戸時代に突入すると"野々村仁清"や"青木木米"、"尾形乾山"などの陶工が現れ、京焼の地位を不動のものへと押し上げました。
現在も京都には300を超える窯元が集まり、食器の名産地としても広く知られています。
ひとくちに京焼と言えども様々な種類があり、作者や年代によっても買取価値は大きく異なります。
極端にいえば陶器市や骨董市などでお買い得に販売される京焼もあれば、上記に挙げた野々村仁清や尾形乾山など江戸時代を代表する有名作家の京焼など、価値が計り知れないような貴重な品もあるということです。
それでは、幾つかの例を挙げて京焼の参考買取価格と商品概要を紹介します。この参考買取価格に関しては食器買取の営業をしていた知り合いに聞いた金額であり、かつこのページを作った時点での価格ですので、あくまでも京焼の参考買取価格であり、買取業者によっては金額が上下する可能性もあるという事をご了承ください。
【京焼】清水卯一作品の参考買取価格

【京焼】野々村仁清作品の参考買取価格

【京焼】青木木米作品の参考買取価格

他の種類の和食器の情報について知りたければ次のページで紹介していますので、そちらもご覧ください。
和食器買取でおすすめなら【日晃堂】
単純に和食器の買取となると福ちゃんと日晃堂では甲乙つけがたいですが、有田焼などの焼物とアンティークは密接な関係にあり、特に和食器の中でも作家物と呼ばれる高価食器はほとんどが骨董品です。そう考えると和食器の買取は日晃堂がおすすめと言えます。
京焼を少しでも高く買取してもらうために

京焼とは一言に言っても、作品の作られた時期や完成度によって価値は様々ですし、作家物といった価値が時価によって判断される京焼の場合は食器買取業者の査定員の腕によっても京焼の買取価格が大きく異なります。更に、一般的なブランド食器とは異なる価値観を有している京焼は食器買取業者の在庫状況や販売経路の有無によっても買取価格は大きく異なります。
ですので、京焼を少しでも高く買取してもらいたいという事であれば複数の業者への相見積もりをおすすめします!こちらのページでも相見積もりについてご説明していますので参考にしてください。また、京焼でも在庫状況等の業者事情によって買取を断られる事もありますので、京焼を買取してもらえる業者を探す意味でも相見積もりを取る事が重要です。
そして、京焼の相見積もりを取る際のおすすめ食器買取業者については下記ページにてランキング形式でご紹介していますので、そちらも是非参考にしてください。