【和食器】有田焼の買取価格と概要
有田焼とはその名の通り、佐賀県有田町で作られる磁器食器のことを指します。
その技法が流出するまで有田は日本随一の食器の名産地であり、西洋における食器史にも強い影響を与えたことで有名です。
1977年には伝統工芸品に指定され、今でも佐賀県有田町を訪ねると、窯で有田焼を焼成するための煙突が立ち並んでいるのを見ることが出来ます。
有田焼と伊万里焼はルーツはほとんど同じで、有田で作られた食器が伊万里港を経由して出荷されていたために「伊万里焼」という名称が生まれたとされる説が一般的です。
やがて、輸出方法が船を利用した海の経路から、鉄道などを使った陸の経路に移り変わっていく際、有田の地で作られた食器が「有田焼」、伊万里の地で作られたものが「伊万里焼」と区別して呼ばれるようになりました。
ですがルーツがほとんど同じため、有田焼と伊万里焼は同一名称としての括りで語られることが多くなっています。
製作年代や様式によって細分化されており、青色のみで描かれ素焼を行わない「初期伊万里」や、江戸時代に作られた古いものであれば「古伊万里」などとも呼ばれています。
そしてひとつの様式を確立した人物として、有田焼の名工と呼ばれる「酒井田柿右衛門」は世界的にも知名度が高く、西洋食器にも強い影響を与えました。
柿右衛門の有田焼の特徴としては"赤絵"と呼ばれる上絵付の技法、そして暖かみのある乳白色の"濁し手"で作られる素地があり、図柄は赤色や青色などの鮮やかな色彩が用いられました。
柿右衛門の有田焼は国内・国外ともに高く評価され、やがて柿右衛門を模倣した品が流行するようになり、芸術様式として確立していきます。このような図柄を用いた有田焼の品々は「柿右衛門様式」と呼ばれるようになりました。
それでは、幾つかの例を挙げて有田焼の参考買取価格と商品概要を紹介します。この参考買取価格に関しては食器買取の営業をしていた知り合いに聞いた金額であり、かつこのページを作った時点での価格ですので、あくまでも有田焼の参考買取価格であり、買取業者によっては金額が上下する可能性もあるという事をご了承ください。
【有田焼】酒井田柿右衛門作品の参考買取価格
【有田焼】奥川忠右衛門作品の参考買取価格
【有田焼】井上萬二作品の参考買取価格
他の種類の和食器の情報について知りたければ次のページで紹介していますので、そちらもご覧ください。
和食器買取でおすすめなら【日晃堂】
単純に和食器の買取となると福ちゃんと日晃堂では甲乙つけがたいですが、有田焼などの焼物とアンティークは密接な関係にあり、特に和食器の中でも作家物と呼ばれる高価食器はほとんどが骨董品です。そう考えると和食器の買取は日晃堂がおすすめと言えます。
有田焼を少しでも高く買取してもらうために
有田焼とは一言に言っても、作品の作られた時期や完成度によって価値は様々ですし、作家物といった価値が時価によって判断される有田焼の場合は食器買取業者の査定員の腕によっても有田焼の買取価格が大きく異なります。更に、一般的なブランド食器とは異なる価値観を有している有田焼は食器買取業者の在庫状況や販売経路の有無によっても買取価格は大きく異なります。
ですので、有田焼を少しでも高く買取してもらいたいという事であれば複数の業者への相見積もりをおすすめします!こちらのページでも相見積もりについてご説明していますので参考にしてください。また、有田焼でも在庫状況等の業者事情によって買取を断られる事もありますので、有田焼を買取してもらえる業者を探す意味でも相見積もりを取る事が重要です。
そして、有田焼の相見積もりを取る際のおすすめ食器買取業者については下記ページにてランキング形式でご紹介していますので、そちらも是非参考にしてください。