アルペンフローラ(マイセン)の買取情報・概要をご紹介

マイセンの「アルペンフローラ」は、同じくマイセンの"波の戯れ"という白磁食器に、アルプスに咲く花々の絵付けを施したシリーズになります。
絵付けが施されている分、食器としての買取価値も高く、美品のアルペンフローラの食器であればカップ&ソーサー1客あたり5000円前後、プレートなら1枚辺り3000円前後の買取価格は期待したいところです。
花瓶などの大型作品なら元々の価格も高いため、品によっては買取相場が10万円を越えていることもあります。
では、マイセン「アルペンフローラシリーズ」の買取相場を紹介していきます。
アルペンフローラ:「タンブラー等」の買取相場

アルペンフローラ:「カップ&ソーサー」の買取相場

さらにアルペンフローラは2000年に発表と、マイセンの中でも比較的歴史の浅いシリーズです。そのため美品状態で買取に出されて高価買取となるケースも多く、買取相場も安定して推移しています。
アルペンフローラに限らず、マイセン自体がブランドとしての確実な地位があり、価値が非常に高いため、数あるブランド食器の中ではリセールバリューもかなり高めです。
アルペンフローラシリーズだけでなくとも、マイセンの食器全体が買取に向いている食器だといえます。
アルペンフローラなどのマイセンの食器を高価買取してくれるおすすめの買取業者も、併せて紹介しておきます。
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【買取福ちゃん】食器買取データ
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「マイセンのアルペンフローラ」はどんな食器?

「波の戯れ」シリーズのひとつであるマイセンのアルペンフローラは、2000年発表のシリーズです。食器の表面は独特の波打つ技法で表現されており、繊細な面持ちながらも圧倒的な存在感があります。
マイセンの食器の多くは自然から題材を得て誕生したものが多くありますが、アルペンフローラのベースとなっているマイセンの白磁食器「波の戯れ」も、水面にさざ波が生まれる自然美を表現しています。「波の戯れ」の考案は、現代マイセンの造形の旗手といわれるザビーネ・ワックス女史。
アルペンフローラのように、波打つ磁器の表面に絵付けする技法はマイセンにおいても特に難しい技法であり、マイスタークラスの中でもわずかな数人にしか成功できない絵付けと言われています。
アルペンフローラに描かれるようなマイセンの花の絵付けは、マイセンの歴史そのもの。「自然主義様式」はマイセンの絵付けの最高峰とも言われ、絵付師はマイスターに弟子入りしたときからまずは花を描くことを習います。工房には常に自然の花が飾られており、その花々を写実的にスケッチすることから絵付師としての仕事が始まるのです。
このアルペンフローラは4人のアーティストたちがチロルの山を実際に歩きながら、スケッチした花々を描いたと言われ、ティーカップやプレート、ポットには今にも風に吹かれてなびきそうなみずみずしい高山植物が描かれています。
マイセン・アルペンフローラ~職人の魂が宿る伝統の逸品~

マイセンの絵付けは職人が一つひとつ手描きで行うことが有名ですが、まさにこのアルペンフローラ作品はその中でも優秀な絵付師しか描くことのできない技巧を駆使した逸品。花を描くというマイセンの300年の歴史を受け継ぎ、完成した作品です。
アルペンフローラは2000年発表のシリーズではありますが、そこには確かに300年前からの職人たちが伝えてきたマイセンの魂が宿っているようです。
マイセンのアルペンフローラシリーズは、日々の生活を優雅に彩ってくれることはもちろん、キャビネットにあるだけで一枚の絵画を飾っているような美しい作品です。