【和食器】萬古焼の買取価格と概要
「萬古焼(万古焼)」とは三重県にて作られる和食器で、読み方は"ばんこやき"です。
萬古焼は原料の特性上とても耐熱性に優れており、その特徴から急須や鍋として最適とされ、土鍋においては国内の70%以上のシェア率を誇ります。
萬古焼が出来たのは大体1740年辺りのこと、茶人の沼波弄山が趣味の一環として開窯し、当時の屋号から"萬古"の名を付けたことが始まりです。
京都・乾山からの流れを汲んだ萬古焼は、京焼ならではの美しい色絵の特徴を持ち、将軍などに気に入られて人気を博しました。
沼波弄山の死後は萬古焼は一旦途絶えてしまいますが、森有節が急須の生産を行ったことで再興し、今でも三重県には沢山の窯元が軒を連ねています。
特に萬古焼の創始者・沼波弄山の作品は"古萬古"と呼ばれており、その作品価値と骨董品的観点から非常に高い値段がついていることで有名です。
その他、萬古焼を再興した森有節の作品は"有節萬古"と呼ばれ、古萬古よりも柔らかくて現代的な作風が特徴です。
その後は時代ごとに呼び名も変わっていましたが、伝統工芸品に指定される際に「四日市萬古焼」という呼び名が決定しました。
古萬古や有節萬古などの骨董的価値を持つ萬古焼は、たとえ一見古い和食器に見えても、実は驚くような価値が隠されている場合があるのです。
それでは、幾つかの例を挙げて萬古焼の参考買取価格と商品概要を紹介します。この参考買取価格に関しては食器買取の営業をしていた知り合いに聞いた金額であり、かつこのページを作った時点での価格ですので、あくまでも萬古焼の参考買取価格であり、買取業者によっては金額が上下する可能性もあるという事をご了承ください。
【萬古焼】有節萬古(森有節・千秋作品)の参考買取価格
【萬古焼】佐久間芳丘作品の参考買取価格
【萬古焼】佐久間勝山作品の参考買取価格
他の種類の和食器の情報について知りたければ次のページで紹介していますので、そちらもご覧ください。
和食器買取でおすすめなら【日晃堂】
単純に和食器の買取となると福ちゃんと日晃堂では甲乙つけがたいですが、有田焼などの焼物とアンティークは密接な関係にあり、特に和食器の中でも作家物と呼ばれる高価食器はほとんどが骨董品です。そう考えると和食器の買取は日晃堂がおすすめと言えます。
萬古焼を少しでも高く買取してもらうために
萬古焼とは一言に言っても、作品の作られた時期や完成度によって価値は様々ですし、作家物といった価値が時価によって判断される萬古焼の場合は食器買取業者の査定員の腕によっても萬古焼の買取価格が大きく異なります。更に、一般的なブランド食器とは異なる価値観を有している萬古焼は食器買取業者の在庫状況や販売経路の有無によっても買取価格は大きく異なります。
ですので、萬古焼を少しでも高く買取してもらいたいという事であれば複数の業者への相見積もりをおすすめします!こちらのページでも相見積もりについてご説明していますので参考にしてください。また、萬古焼でも在庫状況等の業者事情によって買取を断られる事もありますので、萬古焼を買取してもらえる業者を探す意味でも相見積もりを取る事が重要です。
そして、萬古焼の相見積もりを取る際のおすすめ食器買取業者については下記ページにてランキング形式でご紹介していますので、そちらも是非参考にしてください。