ロスチャイルドバード(ヘレンド)の買取情報・買取相場

ヘレンドシリーズ「ロスチャイルドバード」

ヘレンドの「ロスチャイルドバード」は、躍動感あふれる鳥たちが繊細な筆遣いで描かれた食器で、木の枝に掛かったネックレスがポイントです。デザインの由来はページ下部に記載していますので、ご興味を持たれた方はこのまま読み進めていただければ幸いです。

ロスチャイルドバードの買取相場は、カップ&ソーサー1客で2000円~3000円前後の買取価格が、ポットだと3000円前後の買取価格が期待できます。

ロスチャイルドバードシリーズには高度な装飾を入れた食器や大型の作品も多く、例えば繊細な透かし彫りが施された花瓶やプレートだと、買取相場も上昇するケースが多いです。 中には数十万円の買取相場に上る豪華な品もあり、美術品としても十分通用するシリーズです。

では、ヘレンドの「ロスチャイルドバードシリーズ」の買取相場をいくつか紹介していきます。

ロスチャイルドバード:「C&S2客/プレート2枚」の買取相場

C&S2客/プレート2枚
買取相場40000円
こちらのロスチャイルドバードは、カップ&ソーサー2客とプレート2枚がセットになっています。新品同様の未開封品で、買取相場は大体4万円前後が期待できます。特に高級食器は買取業者による価格差が大きいため、出来れば複数業者を利用しての相見積もりをおすすめします。

ロスチャイルドバード:「C&S6客/トレイ/ポット/シュガーポット」の買取相場

C&S6客/トレイ/ポット/シュガーポット
買取相場200000円
こちらはロスチャイルドバードのカップ&ソーサー6客、ポットなどの豪華なセットです。小傷や水垢、汚れなどが見られますが使用感は比較的薄く、並品~美品の間といったところです。買取相場は大体20万円前後で、高額な買取価格が期待できます。

ロスチャイルドバード:「19cmプレート6点セット」の買取相場

19cmプレート6点セット
買取相場20000円
ロスチャイルドバードの19cmプレート6点セットで、傷や汚れなどが見られ、コンディションとしては並品に分類されます。ですが買取相場としては大体2万円前後が期待できますので、ヘレンドの人気の高さを知ることが出来ます。

ロスチャイルドバードは食器としての展開も多く、カップ&ソーサーも飲み物に合わせて複数のシェイプが用意されており、プレートに至っても複数のサイズ、透かし彫りの飾り皿も販売されています。

デザインのシリーズも複数あり、通常の色彩のもの、淡く描かれているもの、そしてロカイユ装飾で周りが飾られたパターンも存在します。ロカイユの部分はうろこのような模様が繊細に描かれており、食器としてとても見ごたえのある仕上がりになっています。このロカイユ装飾が組み込まれたロスチャイルドバードだと、買取相場も少し上がる傾向にあります。

食器買取業者は、買取の申し込みを入れる前でも丁寧に質問に答えてくれるので、ロスチャイルドバードの正確な価値を知りたいとき「いくらで売れるか?」質問してみるのもおすすめです。ヘレンドは食器買取でも人気の高いブランドですので、売却を検討される際は、親切に相談に乗ってくれ、かつ専門性も高い買取業者を利用されるとスムーズです。

質問するにも高価買取してもらうにもおすすめの食器買取業者も、併せて紹介しておきます。

ロスチャイルドバードの買取でおすすめは【食器買取福ちゃん】

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ロスチャイルドバードをはじめとしたヘレンドの買取にはもちろんの事、様々なブランド食器の買取において買取福ちゃんはイチオシの食器買取業者です!初めての方・相談のみでも安心して利用可能な雰囲気・対応ですので、食器買取でお悩みならばとりあえず福ちゃんに相談することをおすすめします。

「ヘレンドのロスチャイルドバード」はどんな食器?

ヘレンドシリーズ「ロスチャイルドバード」

ロスチャイルドバードとは、1850年、ウィーンの貴族・ロスチャイルド家の依頼によって誕生したパターンであり、ヘレンドで古くから制作されている最もポピュラーなシリーズのひとつです。

ロスチャイルド家の初代、マイヤー・アムシェル氏には、5人の息子がいました。アムシェル氏は5人の息子たちを、フランクフルト、ウィーン、ロンドン、ナポリ、パリに住まわせ、ヨーロッパに一大金融網を築いたのです。なかでもロンドンで営業をしていた三男のネイサン・マイヤー氏は、ナポレオン戦争時にイギリスの戦費を調達し、国際金融業者としての名声を確立させました。

彼の孫・ウォルター氏は、グループの投資銀行で働いていたのですが、幼少期の頃から動物や昆虫などが大好きで、7歳のときに『博物館を作る』と両親に宣言し、10歳のときに一族の広大な敷地内に立派な博物館を開き、1892年の一般公開のときには、4万点を越す鳥類の剥製標本と50万点以上の昆虫標本が展示されたそうです。

ヘレンドのロスチャイルドバードには、まるで生き物や自然を愛するウォルター少年のような温かく優しい気持ちを持ってほしいという願いが込められているかのように、繊細な筆づかいで写実的に描かれています。

ヘレンドの”ロスチャイルドバード”の由緒について

ヘレンドのロスチャイルドバード

ヘレンドのロスチャイルドバードには、定番のロスチャイルドバード(RO)と明るい色彩で小鳥を描いたロスチャイルドバード(ROM)の2種類あります。

どちらも2羽の愛らしい小鳥と共にラグジュアリーなネックレスが描かれているのですが、『なぜネックレスが描かれているのか』と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

実は、ヘレンドのロスチャイルドバードは、2羽の小鳥しか描かれていない食器で、ネックレスは後から加えられたと言われています。なぜ、ネックレスが描かれるようになり、不朽の名作”ロスチャイルドバード”になったのでしょうか。それは、ロスチャイルド家とイギリスのヴィクトリア女王にまつわる逸話に関係があるとされています。

“イギリスのヴィクトリア女王は、とある園遊会にてお気に入りのネックレスを無くしてしまいました。園遊会の参加者とスタッフたちは、女王のネックレスを必死で探したところ、なんと庭の樹の枝に引っかかっているのを女官が発見し、事なきを得ました。しかし、園遊会の雰囲気は気まずくなり、居心地が悪くなってしまったのです。

この園遊会に参加していたロスチャイルド氏は、ヘレンドにロスチャイルド家専用の小鳥のパターンに栗飾りを加え、“女王の大切なネックレスが庭の樹に引っかかっていたのは、可愛らしい小鳥のイタズラです”という意味を込め、女王に献じたのです。このユーモア溢れるロスチャイルド氏のアイディアに、女王の機嫌もスッカリ良くなったそうです。これが、ロスチャイルドバードにネックレスが加わった理由とされています。

ヘレンドでは、ロスチャイルドバードの他に「地中海の庭」や「フランケンシャル」といった鳥をモチーフにしたシリーズもあり、さらに豊かなハンガリーの自然でたくましく生きるウサギやイノシシ、オオカミなどのシリーズも展開しています。

定番のロスチャイルドバードもオススメですが、ブルーのロカイユ模様で豪華さをアップさせたシリーズやロスチャイルドバードを基にデザインされたシンプルな「FORET(フォレ)」なども大切な方への贈り物にピッタリです。

また、ロスチャイルドバードにはRO・ROM共に全12種類から絵柄を選ぶことができるのも魅力となっていますので、お気に入りの絵柄を見つけたら、自分へのご褒美として自分にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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