シュルズベリーの買取情報・買取相場をご紹介
ミントンの中でも最高峰・最高級の食器が「シュルズベリー」です。金を厚く盛り付けることで凹凸を表現する”レイズド・ペイスト・ゴールド技法”の代表作で、作品数は少ないものの、その華麗な装飾と技術のクオリティにより、現在もミントンの中で広く知られるシリーズです。
ミントンのシュルズベリーは1880年頃より製作されるようになり、当時の作品においては、ミントンのペインター:ライト氏(A.H.Wright氏)が絵付けを担当しています。A.H.ライト氏はウィーン万博にも作品を多数出展しており、当時のミントンの技術の最高峰をいくペインターでした。
シュルズベリー自体が極めて価値の高い食器ですので、カップ&ソーサー1客で10万円以上の買取価格が、プレートも大きさにより10万円以上の買取価格が期待できます。近代まではオーダーで少数が購入できたようですが、ミントン自体にもうシュルズベリーを作ることの出来る技術者がいなくなってしまったため、オーダーがストップされて長いです。
では、ミントン「シュルズベリーシリーズ」の買取相場をいくつか紹介していきます。
シュルズベリー:「カップ&ソーサー」の買取相場
シュルズベリー:「20cmプレート」の買取相場
ミントン自体、英国にある数々の窯の中では非常に高い技術力を持つブランドとして有名です。その中の最高峰の技術者が、ミントンならではの最高峰の技法を使って仕上げる高級食器となれば、シュルズベリーの価値が高いのもご納得いただけるのではないでしょうか。
シュルズベリーには中央部に絵付けがあるものとないものがあり、どちらかといえば絵付けのあるものの方が価値は高く、買取相場も高いです。ですがシュルズベリーの現行品は存在しないため、市場に出回っているものは一度は人の手に渡った品となり、さらに製造から長らく歳月が経っているシリーズですので、買取価格も品のコンディションに大きく依存します。
シュルズベリーは市場に出てくることもかなり稀なため、買取価格はまさに買取業者の審美眼と査定力によりけりになります。特に、シュルズベリーのような買取相場が高い食器だと、買取価格の分母自体が大きくなるため、買取業者ごとに提示してくれる価格差が顕著に表れます。
もし、シュルズベリーの買取を検討しておられるのであれば、食器買取業者比較ランキングも是非参考にしていただきながら、ミントンの買取が得意な業者に依頼するのがベストです。
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「ミントンのシュルズベリー」はどんな食器?
ミントンと言えば、永遠の定番と言われるハドンホールをイメージされる方が多いですが、その歴史の中では、この「シュルズベリー」シリーズのような大変豪華な金彩を施した贅沢な食器を作ることを得意としていました。
1860年代には「レイズド・ペイスト・ゴールド技法」と呼ばれる金を立体的に盛り上げていく、それまでにはなかった革新的な技法も開発。シュルズベリーシリーズは、まさにこのレイズド・ペイスト・ゴールド技法を用いた最高峰の作品ともいえます。
エメラルドグリーンの地色の上に、金をふんだんに盛り上げたデザインは、当時の王族や貴族の心をとらえてやみませんでした。そんな王族や貴族の心を虜にしたシュルズベリーシリーズは、長きにわたり、世界中の人々を魅了し続け、アンティークとしての希少価値はあまりにも高く、プレート1枚も数十万クラスで取引されています。
王族や貴族の暮らしをそのままに再現したシュルズベリー
ミントンのシュルズベリーの豪華さは、ミントンの職人技術の高さ、芸術性の高さをまざまざと感じる作品でもありますが、同時にそれは当時の王族や貴族の高貴で煌びやかな暮らしそのものを表現しているとも言えます。
シュルズベリーを日常的に使っていた王族や貴族の食事風景は、想像も追いつかないほどの豪華さがそこにはあったのではないでしょうか。
曲線に金を盛る技術はミントンならではの技術と言われ、現在ではこのような技術を持つ職人がいないといいます。もちろん作品自体も廃盤となっていますので、シュルズベリーの希少価値は今後も上がり続け、コレクターの憧れの存在であり続けることでしょう。
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