コカトリスの買取情報・買取相場をご紹介

ミントンシリーズ「コカトリス」

ミントンの「コカトリス」は、1800年代から1950年代頃まで生産されていたシリーズで、もちろん今は廃盤になってしまっています。

昔のミントンのシリーズは、技術力を最大限に生かした食器が多く、こちらのコカトリスも一部の着色はハンドペイントにて行われています。

他部分の絵付けは転写ですが、ミントン自体が創設時からプリント転写を得意とするブランドで、その転写技術も極めて高いものでした。ミントン創設者であるトーマス・ミントン氏は銅版転写の彫刻師として働いていましたし、二代目ハーバード氏もタイルの転写技術で名高い人物です。

コカトリスはミントンの古いシリーズのため、買取価格は状態によりけりですが、買取相場はカップ&ソーサーのトリオで5000円~1万円前後の買取価格が期待できます。(トリオとはカップ&ソーサー、ティープレートの3点がセットのもので、英国でアフタヌーンティーの習慣が広まり始めた19世紀に主に使われていました。)

では、ミントン「コカトリスシリーズ」の買取相場をいくつか紹介していきます。

コカトリス:「カップ&ソーサー2客セット」の買取相場

カップ&ソーサー2客セット
買取相場6000円
こちらはミントンのコカトリスのカップ&ソーサー2客セットで、古い時代に作られた品のため多少の小傷や擦れはありますが、アンティーク食器としてだと美品と呼べる状態です。買取相場としては大体6000円前後が期待できます。

コカトリス:「カップ&ソーサー/プレート/ティーポット等」の買取相場

カップ&ソーサー/プレート/ティーポット等
買取相場16000円
こちらはミントンのコカトリスシリーズのティーセットで、計21点からなる豪華な品です。元々が古い食器で、かつ使用感も強く状態としてはどれも並品と呼べる状態ですが、これほど点数が多いセットだと買取価格も高額で、大体16000円前後の買取価格が期待できます。

コカトリスシリーズで現在僅かに流通が見られるものはピンク、グリーンの品が大半で、その他のブルーなどは近年あまり見かけることがなくなりました。色によって買取相場が大きく変わることはありませんが、特にピンクの品は人気が高く、コカトリスシリーズのイメージとして根強いものです。

ミントンのコカトリスシリーズは、生産終了になったのが1950年代とかなり昔になりますので、現存しているコカトリスの食器はアンティーやヴィンテージが主で、必ず一度は人の手に渡った作品になります。そのため、食器の状態・コンディションは特に買取価格に差がつくポイントとなります。

付属品の有無や日頃のお手入れなど、ブランド食器の価値をキープする方法は色々ありますが、やはり高価買取の最大のキーポイントとなるのが、価値が高いうちに買取査定に出すことです。特に、ミントンは流通先によって買取価格が変わりやすく、特に近年の西洋食器の合併・吸収によっても注目が集まり、買取相場も変動しやすくなっています。

さらに、ミントンブランド自体が2015年に廃止となってしまったため、今後は買取相場の予測も更につき難くなってきます。コカトリスは廃盤になって長い食器ですので影響は少ないものの、アンティークの食器のため、買取業者ごとの査定にばらつきが出やすくもあります。

コカトリスの買取であれば、食器買取業者比較ランキングも是非参考にしていただきながら、ミントンの買取が得意な業者に依頼するのがベストです。

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「ミントンのコカトリス」はどんな食器?

ミントンシリーズ「コカトリス」

1800年代から1950年代頃まで生産が行われていた、ミントンの伝統的なシリーズの「コカトリス」。

特徴はなんといってもその”コカトリス”という伝説上の鳥獣で、ヨーロッパで12世紀ごろに生まれたと言われています。ヘビとニワトリを合わせた生き物と言われ、その姿はニワトリにヘビのしっぽがついたような何ともユーモラスな姿ですが、吐く息で敵を石化させてしまうとも伝えられています。

そのような鳥獣をモチーフにしているにもかかわらず、コカトリスの器は、大変優雅でエキゾチック。東洋の流れを強く感じる逸品でもあります。コカトリスのカラー展開も多彩で、グリーン、イエロー、ブルー、ピンクなど豊富なバリエーションで人々を魅了し続けてきました。

中でも、エキゾチックな印象でありながら、可愛らしさを併せ持つピンクは今でも根強い人気を持ち、ミントンのアンティーク食器の代表的な作品として取り上げられることも多いです。

細部にまで職人技が生きるコカトリス

ミントンのコカトリス

ミントンのコカトリスの絵付けの美しさ、繊細さは見る者をその芸術の世界へと引き込みます。細部にまで繊細に描き込まれたその職人技は、柔らかな色彩でありながらも今にも息づかいが聞こえてきそうな迫力があります。

カップにはハンドル部分にも細かな絵付けが施され、コカトリスを囲むように描かれている花々は、微妙なグラデーションで表現され、どこを見ても何度見ても感動を与えてくれます。

カップ内部に施された絵付けは大変可愛らしく、琥珀色の紅茶を注いだ時の調和も見事です。ユーモラスでありながら優雅な佇まいのコカトリスで迎えるティータイムは、いつも心弾む時間となるでしょう。

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