柿右衛門様式(KPMベルリン)の買取相場・買取価格をご紹介

KPMベルリンシリーズ「柿右衛門様式」

「柿右衛門」様式とは、日本の酒井田喜三右衛門氏が生み出した芸術様式で、”濁手”と呼ばれる乳白色の素地に、赤絵の美しい図柄、余白を活かした美しい構図に定評があります。 日本が作る繊細な色絵磁器は、当時の西洋食器史において、シノワズリ(東洋趣味)という一大ブームを巻き起こしました。

そして、柿右衛門の美しい技術を自国にも取り入れるため、様々な西洋食器窯が「柿右衛門写し」の食器に着手するようになります。 ドイツのマイセン窯、オランダのデルフト窯、フランスのシャンティイ窯など窯元を挙げるときりがありませんが、今回ご紹介の”KPMベルリン”も、柿右衛門写しに着手した磁器窯のひとつです。

KPMベルリン窯の中では、柿右衛門様式の食器は、最高峰の絵付師しか手掛けることが出来なかった食器で、価値も比例して高くなります。
KPMベルリンの柿右衛門様式の買取相場は、5万円を基準に、種類によっては更に上の買取価格も期待できます。 KPMベルリンの食器は、大半はバックスタンプから製造年代が確認できますので、プロの査定を受けることで、価値をはっきり知ることが出来ます。

KPMベルリンは、現在でも全ての食器が手描きにて制作されており、ドイツを代表する高級食器窯として知られています。 KPMベルリン自体がブランドとしての価値があり、数ある食器の中でも特に高価なブランド食器とされていますので、買取の際には複数の食器買取業者を利用し、相見積もりを取られることをおすすめしています。

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「KPMベルリンの柿右衛門様式」はどんな食器?

KPMベルリンシリーズ「柿右衛門様式」

「柿右衛門様式」というとマイセンを思い浮かべる方も多いと思いますが、KPMベルリンにおいても柿右衛門様式の食器は、1830年代~40年代にかけて作られた作品が今も残ります。 ヨーロッパの多くの磁器窯で柿右衛門様式が盛んに作られたのは、1700年代半ばから。KPMベルリンの創業が1763年ですから、まさにヨーロッパに柿右衛門ブームが到来したころと時代は重なります。

KPMベルリンの柿右衛門様式もまた、日本の磁器への憧れから、プロイセン王自ら希望し作らせたと伝えられています。絵付けは当時の職人の中でも特に高い技術を持つものだけに許されたと言われており、ドイツ最高峰の技術と品質を誇るKPMベルリンの名にふさわしい逸品です。

鮮やかな色使いで花や蝶を豪華に描く柿右衛門を見事に写した作品たちは、プロイセン王が憧れた東洋の美を見事に再現し、その芸術性の高さは時代を超えて世界から高い評価を得ています。

西洋食器と柿右衛門様式の美の融合

KPMベルリンの柿右衛門様式

KPMベルリンの柿右衛門様式は、柿右衛門写しの技術の高さと、西洋らしい優雅なシェイプが見事に融合した作品です。日本的な花々、鳥が描かれるプレートは、西洋食器らしい優美な曲線を描き、花びらのように可憐な形状。その縁取りを豪華な金彩が彩り、作品全体を格調高いものに仕上げています。

西洋の美と東洋の美が見事に調和し、ひとつの美しい世界を作り上げたKPMベルリンの柿右衛門様式は、まさに美術品と呼ぶにもふさわしい逸品です。

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